フェンス工事は土木一式工事？建設業許可が必要な工種は

2023.08.18

今回は、少し専門性を持たせたフェンス工事をはじめとする工種について解説していきます。

フェンス工事は何業？

外構工事のひとつになるフェンス工事は、工種別では建設業になり、さらに細かく分けるならば「とび・土工工事業」になります。

私たちのイメージするフェンス工事は「タイル・れんが・ブロック工事」や「造園工事」などの工種だと思われます。

しかし、建設業法によれば、「とび・土工・コンクリート工事」にあたります。

なお、フェンス工事を請け負う場合、500万以上の契約になるなら、必ず「建設業許可」を取得しなければなりません。

一般住宅のフェンス工事においては多くは不要ですが、中規模〜大規模工事を請け負うならば必要になります。

では、建設業の工種について見ていきましょう。

建設業の工種

・土木一式工事
・建築一式工事
・大工工事
・左官工事
・とび・土工・コンクリート工事

などです。建設業は、土木一式工事と建築一式工事を中心に、27種類の工種に分けることができます。

では、フェンス工事で必要になる職人の種類についても見ていきましょう。

職人の種類

・ブロック職人
・左官職人
・タイル職人
・型枠職人
・カーポートやフェンスなど金物職人

などが携わります。では最後に、建設業法が適用される工事について見ていきましょう。

建設業法が適用される工事

一般的には、新設、増築、改良、修復、修繕工事など、中規模から大規模工事において、建設業法の対象です。なお、一般建設業許可の取得については、いくつか要件があります。

例えば、経営業務の管理責任者がいること、営業所ごとに専任技術者がいることなどです。こうした人がいない場合には請け負うことができません。

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